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育成方針

師範 原田 勝美

思永館入門者の空手道育成について

 空手道入門者は、空手の本質と意義、 そして入門の目的をよく理解し頑張って頂くため、道場としての指導育成の考え方を理解して頂きたいと思います。

1、 空手道とは  [空手の本質と意義]
空手道は体技として護身的、体育的、競技的な三つの面を包括するものであるが、空手道は技術よりむしろ、心術に重きをおくものである。
即ち、空手技術の練磨を通じて 人格の完成を目指すのが真の空手道である。

2、 空手に先手なし
空手を学ぶ者は何時いかなる場合にも、自分から先に手を出してはならないと言う意味で、説かれたのである。この忍耐は単に我慢するとか 耐え忍ぶという消極的な意味ではなく、勇気などの積極的な忍耐を説かれたものである。
即ち、戦わない事を前提とするが、やむをえない場合は、直ちに機先を制して、一撃のもとに勝敗を決する、という深い武道の精神が含まれているもので、空手道を学ぶ者は必ず守らなけれぱならない、基本的な精神である。

3、 空手道と精神
何事によらず精神の修養を積まねば、その妙奥に達することは難しい。如何に四肢の動作、手足軽妙自在であっても、精神の運用がこれに伴わなければ意味がない。船越先生は、[拳禅一如]を説かれたが、これは空手道が動態の禅であると言う事である。
武道の奥義といい、秘伝といい、技術に関することよりも、むしろ精神面に重きがおかれていることを、深く心に銘記して修行に努めなければならない。

4、 空手道と礼儀
礼儀 は武道に限らず、人生に最も大切なものの一つである。(特に子供の成長期に至るまでが大切) 空手は[守礼の国沖縄]で発 展 した武道であるから、札は特に厳格で[礼に始まり礼に終わる] と言われている。
深い礼の道をきわめることが空手道の根本精神である。武道の礼に欠けると粗暴に流れ、暴力化する恐れがある。 これを未然に防いで正道を踏み、行為の品性をもたらすのが礼である。

5、挨拶
武道(空 手 道〉に 於 いて は [押 忍]と言う。
[押 忍]とは(守・破・離)の意 味を含 んでいる. 即ち、守とは縣範(先輩を含む)の教えには、全て従いますの意味がある。
[破]とは、飾の教えに鍛錬に鍛錬を重ね、修行によって師を超える努力を積み重ね、師を越える。 [離〕とは、技の完成(人間的に成長を含む)したら 離れていく(独立)。
この様な意味があると言われている。
この [押 忍] のいわれは、中国の少林寺達磨大師の教えである。
[押 忍]の意味はもっと奥深い(哲学的〉ものがあり、上記の様に単純なものではないが、このくらいにとどめたい。

6、 武道場の作法(一般心得)
①道場に入場と退出 に際しては、正面の神前に向かって [押忍] と挨拶し一礼。
②師範、上位者に対しては下座に位置して一礼。答礼のあるときは、相手より先に上体を起こさない。

7、 五条訓
① 人格完成に努めること。(品性を高め、立派な人間になる)
② 誠の道をまもること。 (嘘偽りのない正しい道を守る)
③ 努力の精神を養うこと。 (頑張る、途中で諦めない、強い精神を育てる)
④ 礼儀を重んずること。 (師範や上位の人に明るく「押忍」と挨拶する)
⑤ 血気の勇を戒めること。 (弱いものいじめをしない)

特に③の礼儀(挨拶〉は大切で、空手に於いては(押忍)というのが挨拶です。

8、 入門者に対して当道場の指導方斜
保護者の皆様は、お子様を空手道に入門させるにあたり、お子様に対し入門の目的を理解させておくことが大切です。
① 武道を通じて礼儀正しい人間になる。(子供さんに五条訓の意味を判りやすく教える)
② 鍛錬により、護身術を習得する。(自分の身は自分で守り 自信を持つこと)

  • イジメに屈しない、強い態度で立ち向かう。(弱いものイジメはしない)
  • 練習をすることによって集中力、強靭な体力をつくる

③ 道場でたくさんの友達をつくり、楽しく武道を学ぶ

  • 誰とでも積極的に会話し、物怖じしない明るい子供を育てる

④ 保護者ヘのお願い (道場及びお子様に厳しさだけを求めてはいけない)

  • スポーツや武道をするにしても、先ずは勉強すること(文武両道)
    (将来、空手で生活が出来るわけではない。真の目的は武道を通じての人間形成にある)
  • 子供に対し愛情もって接すること。(躾を道場まかせにしない。保護者様と一体になって)
  • 空 手 が 好きになるように。(中途半端で止めさせないことが、将来に大切)
  • 我が子の上達が遅くても、他の子と比較をしない。(持って生まれた運動神経は皆違う。上達は遅くとも、本人の努力によって必ず上達する)
  • 何時も笑顔で子供に接し、奨励、応援することが大切。(道場で楽しく遊びながら武道を学ぶことも子供にとって大切)

子供の成長に一番大切なことは、明るい家庭と、保護者の暖かい愛情、これさえあれば、いい子に育つ。ご両親が、わが子に暖かい愛情を注ぐことで、子供に親孝行の心が芽生え、立派に成長する。

師範の私ごときは、誠に力不足ではありますが、ご父兄と一体になって、お子様の指導にあたってまいります

 

全日本空手道連盟 小倉北支部 思永館道場
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